外側の腓腹筋

外側の腓腹筋
IDストレッチングから掲載

内側の腓腹筋

内側の腓腹筋
IDストレッチングから掲載
筋膜
アナトミートレインから掲載

ふくらはぎの裏の筋肉である腓腹筋は筋膜で骨盤までつながっています。

そのため、腓腹筋に硬さがあると、腓腹筋からハムストリングス、インナーマッスルである多裂筋にも連動して、筋膜のつながりで腰痛をはじめ様々な症状をを引き起こします。

したがって、腰周辺に原因がなくても、痛みが生じることがあるのです。

よって、痛みの生じている多裂筋のみの治療では痛みが残ってしまったり、改善してもすぐに痛みが出てしまう恐れがあります。
筋膜を把握して、全体を治療することが腰痛の治療には重要です。

腓腹筋は、膝関節と足関節にまたがる筋肉のため、負荷がかかりやすく、肉離れを起こしやすい筋肉の1つです。

腓腹筋は大きく分けて、内側の筋肉と外側の筋肉があるため、内側と外側を分けて調整し、筋肉が付着している根元の方からしっかりと調整して硬さや負担をとっていきます。

腓腹筋は急に強く圧迫すると痛みを伴う事があるため、痛みを出さないように注意しながら調整します。

部分的に硬さが残ってしまっては、再発を引き起こしますので、最後は全体的に硬さを確認します。