《春日部のやぎはし整体院が解説》
朝起きたら首が痛くて動かせない…
いわゆる「寝違え」は、特定の筋肉に急な負荷がかかって炎症が起きている状態です。
特に痛めやすいのが、「斜角筋(しゃかくきん)」と「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」という首まわりの2つの筋肉です。
今回はこの2つの筋肉にフォーカスして、どんな働きをしているのか、どうして寝違えに関係するのかを解説します。
① 斜角筋(しゃかくきん)

✔ どんな筋肉?
斜角筋は首の前側~横にある筋肉で、首を横に倒したり、深呼吸の補助をしたりする働きがあります。
第1・2肋骨にもつながっているため、肩こりや腕のしびれの原因になることもあります。
✔ なぜ寝違えで痛めやすい?
横向きで寝たとき、頭の位置がずれて首が傾いた状態が続くと、この筋肉に強いストレッチがかかります。
そのまま寝返りを打ったり、無理に動かしたときに「ビキッ」と損傷しやすくなります。
🌀 ポイント
首の横~前側に痛みやつっぱり感があるときは、斜角筋が関わっている可能性大。
② 肩甲挙筋(けんこうきょきん)

✔ どんな筋肉?
肩甲挙筋は、首の後ろ側から肩甲骨(けんこうこつ)を引き上げる筋肉です。
肩こりでゴリゴリに硬くなっているのも、この筋肉であることが多いです。
✔ なぜ寝違えで痛めやすい?
デスクワークやスマホ姿勢で硬くなったこの筋肉が、寝ている間に急に伸ばされる・引っ張られることで炎症を起こしやすくなります。
特に首の後ろ〜肩にかけての痛みや、首を下に向けると痛む人はこの筋肉が関与していることが多いです。
🌀 ポイント
痛みが肩に近い・首の後ろが重だるいと感じるなら、肩甲挙筋が原因かも。
寝違えたときに大事なのは「どの筋肉が痛んでいるか」
首の痛みはひとくくりにされがちですが、どの筋肉を痛めているかで対処方法も異なります。
斜角筋と肩甲挙筋、それぞれに合ったケアや施術が必要です。
当院では、寝違えによる筋肉の炎症やこりを見極め、的確なアプローチで早期改善をサポートしています。
「朝から首が痛くてつらい…」そんな方は、お早めに当院にご相談ください。

