《春日部のやぎはし整体院が解説》
ポキッと鳴らすとスッキリする。
でも、なんだか「やらない方がいい気がする…」と思ったこと、ありませんか?
首を鳴らすと確かに軽くなるように感じますが、実はやり方や頻度によっては体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
今回は「なぜ首を鳴らすのが怖いと言われるのか?」について、3つの理由をお伝えいたします。
1.関節や靭帯をゆるめてしまう

首を無理にひねって鳴らすと、関節のまわりを支えている靭帯や筋肉に過度な負担がかかります。
習慣的に繰り返していると、関節が本来の位置よりもゆるみ、
・グラグラする
・正しい位置に戻りづらくなる
といったリスクが高まります。
特に首は、脳と身体をつなぐ重要な神経や血管が集中している部位です。慎重に扱うべき場所です。
2.鳴らしているのは「ズレた部分」ではないことも

「首が重い・痛いから鳴らしたい」と思っていても、実際に鳴るのは可動域が広く動きやすい場所です。
つまり、ズレている・硬くなっている場所は動かず、健康な関節ばかりが無理に鳴らされてしまうこともあります。
これを繰り返すことで、本来問題のない部分にまでストレスがかかってしまいます。
3.めまいやしびれを引き起こす可能性も

首を強くひねることで、頸動脈や椎骨動脈といった血管を圧迫してしまうと、一時的に脳への血流が不安定になることがあります。
これにより、
・めまい
・吐き気
・腕や手のしびれ
といった神経症状が出ることも。
「鳴らしたあとにふわっとする感じがある」という方は、無意識に血管を圧迫している可能性があるため注意が必要です。
首が気になるなら、根本から整えることを
首の不快感や重さは、筋肉の硬さや姿勢の崩れ、神経の圧迫などが原因となっていることが多く、
無理に鳴らすことでは根本的な改善にはつながりません。
当院では、痛みや違和感の原因を見極め、
・筋肉・関節の調整
・姿勢の改善
・自律神経のサポート
を行い、自然と首が軽くなる状態を目指します。
「鳴らさないとスッキリしない」という状態から卒業したい方はぜひご相談ください。

